HVPD 部分放電測定装置

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HVPD / TEV SENSOR
 
TEV (Transient Earth Voltage) Sensor
TEV センサは、開閉器、ブッシング、その他の機器内で発生した ”ローカル” な部分放電 (PD) から放射され、接地されている金属面に伝播した高周波の放射電磁波を検知することを目的とした小型の電磁波センサです。
TEV センサには、スポット診断用の非防水タイプと恒久設置用の防水タイプの2仕様があります。

部分放電が機器内に発生すると、高周波のエネルギーが部分放電発生地点から放出されます。
部分放電がメタルクラッド型開閉器やケーブルボックス内にあると、放射されたエネルギーは、開閉器筐体の内部の
金属表面に誘導され、金属筐体の隙間(継目、ガスケットや排気口など)からの外部へ出現します。
この信号は、Transient Earth Voltage (過渡接地電圧)として知られ、またローカル PD の良い指標としても知られています。

Local PD
TEV センサ(非防水タイプ)
  • 1MHz ~ 100MHz と 検波帯域が広い。
  • 対象機器の筐体に取り付けるため、基本的に停電の必要がありません。
  • 内蔵の磁石によって、簡単に設置が可能です。
  • 中高電圧の開閉器、ブッシング、その他の機器の試験に適します。
  • 非常に小型、軽量(0.12kg)です。
  TEV Sensor
TEV センサ(防水タイプ)
  • 1MHz ~ 80MHz と 検波帯域が広い。
  • 対象機器の筐体に取り付けるため、基本的に停電の必要がありません。
  • バンド等により設置(固定)します。
  • 中高電圧の開閉器、ブッシング、その他の機器の試験に適します。
  • 小型、軽量(0.5kg)です。
  • 防水機能を保持するため、ケーブルアッシーでの購入を推奨します。
  TEV Sensor